これから記す内容は、すべて筆者の空想による根も葉もない造り話である。
だから、一言たりとも本気にしてはならない。
特に、実在の団体とその
イメージをダブらせて読むようなことをしてはならない。
絶対の絶対、そういう読み方をしてはならない。
そう心に誓える人だけが、この先を読み進めることができる。
誓えない人は、すぐに退場しなくてはならない。
この約束を守れない人からのクレームは一切受け付けない。
もちろんまったくの造り話であるから、約束を守るとした上で読み進めた人は、どんなことがあっても、この話を信じてはならない。
信じたことによって何が起ころうと、筆者は一切責任を取らない。
では、本題に入る。
念を押すが、以下はすべて造り話で、地球上で起きているすべての出来事、及び、人類史上これまでに起きたすべての出来事とは無関係である。
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ある日のことだった。
年老いた両親の住んでいる
マンションを訪ねたところ、
キッチンで1人の男が、レンジフード用のフィルターを、まさに今、取り付けようとしていた。
この男は誰か、と両親に聞けば、マンションの指定業者を名乗ったという。
しかし,..私の記憶では、両親のマンションにこのような指定業者は一切入っていない。
だから私はその男に「本当に指定業者か」と問い質した。
男は「そうだ」と断言した。
「本当にそうか、そんなはずはない。このマンションに、レンジフード用のフィルターの優先的取り付けが認められている指定業者など1つもないはずだが」と再度問い質した。
男は再び「いや、われわれは正規の指定業者だ」と、自信ありげに言う。
そして、これから定期的に交換に来ると言うので、値段を聞けば1カ月1万円近くかかるとのこと。
私はポケットから
携帯電話を取り出し、男の前でマンションの管理会社に電話して確認した。
もちろん答えはノー。「そんな業者は1つたりとも認めていない」とのこと。
「だからねぇ、こういうことなのよ。アンタ、年寄りに嘘はよくないよ。とにかく帰ってくれ」と、私は男に退却を迫った。
それでも男は納得のいかない顔をしている。
「帰らないと警察を呼ぶからね」と言ったら、ようやく渋々出ていった。
「図太いヤツよ」と、心で唾を吐きながら、ふと、ある思いが私の脳裏をよぎった。
本当のことを知っていたら、そこまで堂々と自分の正義を主張できるだろうか…。
もしかすると、この男は信じ込まされているのではないか…。
事務所のボスがその男に、
「うちはあそこのマンションの指定業者だから、堂々と売ってこい」と送り出す。
さらには、
「入居者の中には、うちが正規の指定業者であることを知らない奴がたくさんいる。そしてそういう奴らは、悪徳業者に騙されないようにと、誰が来ても、お宅は指定業者でないはずだ、と追い返す。だが、われわれは、それに怯む必要はない。何たってうちは正規の指定業者だから」と。
人間というもの、嘘でも自信を持って言われると、たやすく信じてしまうところがある。
気力が衰えつつある年寄りは、とりわけ
そうかもしれない。
そういう類いの業者が、マンションのレンジフード用フィルターだとか、防火設備の保守管理、
その他諸々のサービスを次々と売り込む。
その手の
ビジネスの顧客になってしまった人々には申し訳ないが、これはまだ序の口かもしれない。まだ、かわいいものなのだ。
もし、政治団体、宗教団体のように、社会的に大きな影響力を持ったり、人の精神生活に大きく関わる集団で、このようなことが行われていたなら…。
たとえば、その本部は海外にある。そして、何らかのかたちで日本人を洗脳したり、自分たちの都合のいいように日本の世論を誘導しようと企んでいる。
その日本支部の代表や幹部にも、そのことは知らさず、社会正義や人類普遍の幸福を追究するための活動をしているものだと信じ込ませる。
仮に、ある世界的宗教の伝道師が、実は植民地支配の先兵であるところの洗脳部隊だったとしたら…。
あるいは、世界を牛耳りたいグループが、既存勢力を駆逐するため、既存勢力が依拠している経済原理を、「弱者の人間性をスポイルする最大の悪だ」と断定しつつ、別の経済理論を構築し、世界に広めているとするなら…。
さらには、そういうことが、数千人、数万人という単位ではなく、何百万人、何千万人、何億人、何十億人という規模を対象に行われていたなら…。
もっと言えば、2つ目の例に挙げた経済理論が、世界各国の
大学で教えられていたとするなら…。
こういった活動は、規模が大きければ大きいほど、人を信じ込ませやすくなるのかもしれない。
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最初に断ったように、以上の内容は、すべて筆者の空想による根も葉もない造り話である。
だから、一言たりとも本気にしてはならない。
特に、実在の団体とそのイメージをダブらせて読むようなことをしてはならない。
絶対の絶対、そういう読み方をしてはならない。
この約束を守れない人からのクレームは一切受け付けない。
もちろんまったくの造り話であるから、約束を守るとした上で読み進めた人は、どんなことがあっても、この話を信じてはならない。
信じたことによって何が起ころうと、筆者は一切責任を取らない。
くれぐれも、すべては造り話であることを、重々ご理解いただきたい。